「日本の心」を発信　磐田で「モダンダンスの祭典」

第２４回国民文化祭・しずおか２００９「モダンダンスの祭典」が１日、磐田市の市民文化会館で開かれ、北海道から沖縄県までの全国１０団体が、それぞれの「日本の心」を躍動感あふれる身体芸術によって発信した。
　祭典のメーンとなった第３部は「ふるさとの心を今に」がテーマ。各舞踊団は地域に伝わる民話や民謡などをモチーフに、一つ一つの舞踊表現はもちろん衣装や小道具、照明など細部にもこだわった完成度の高いステージを展開した。

　静岡県代表の県現代舞踊協会と佐藤典子舞踊団による「祭」では、太古から人々が持ち続ける祭りへのエネルギーを繊細さと大胆さを織り交ぜた動きで表現した。
　また、第１部はアジア４カ国の子どもたちが競演し、第２部は県現代舞踊協会が「北原白秋を踊る」と題して熱演した。

静岡新聞　　2009年11月2日朝刊 　県内総合15面より （画像クリックで記事拡大）